きらきらキッズ硬筆のブログ

文鎮

先週より、小学4年生以上の生徒に、文鎮を渡しています。
書道(毛筆)でもないのに、文鎮?と思われる方もいらっしゃると思いますが。
硬筆を書くときは、お手本は左側に、清書用紙は右側に置きます。(左利きの場合は、逆に置きます)
その時、お手本と書く用紙はできるだけ近づけたほうがいいのです。
お手本の字をそっくり右側の用紙に移すという気持ちで、書き始めの位置、長さ、傾き方などを正確に観察をして書きます。
書いてるときに手が当たって、お手本や用紙が動いたりすることがありますが、それを固定するために文鎮があるとすごく便利なのです。



絵画にも模写という練習法があります。本物そっくりに描く為に、補助線(何分割化してその線を書く)を入れて、形を理解するのです。
硬筆でも、初心者は、縦の中心線、横の中心線が入っている用紙が書きやすいです。
何度も書くと、お手本によく似た字が書けるようになります。
更に練習を重ねると、お手本がなくても、お手本に近い字が書けるようになります。
絵画の模写と比べたら、硬筆は、はるかに簡単ですよ。(*^^*)

拍手[2回]